
こんんちは!ばくです!!
今回は介護福祉士実務者研修とはどんな資格かご紹介いたします!
こんな人におすすめ
- 介護職としてキャリアアップしたい
- 介護職として給料を上げていきたい
- 介護福祉士の国家資格を取りたい
- 介護職員初任者研修を持っている
実務者研修は介護職として更なるステップアップをしていくのに必須の資格になります。
介護士の中級者向けの資格になります。
実務者研修とは
実務者研修は、基本的な介護の知識と能力を高めるためのステップアップになる資格です。
初心者向け資格の「介護職員初任者研修」から、ランクアップした内容です。
また、国家資格の「介護福祉士」取得への必須の資格でもあります。
初任者研修と実務者研修の違いは?
介護職員初任者研修は介護の基礎的な内容を学習し、実務者研修は基礎的な内容+αより実践的な内容及び医療的ケアについても学習することができます。研修の時間も大きく違い、介護職員初任者研修については130時間、実務者研修については450時間の研修受講が必要となります。
実務者研修の受講には、介護職員初任者研修を取得している必要はありません。
ただ、介護職員初任者研修を取得されている方は、実務者研修を受講する場合に130時間分の科目が免除されます。


実務者研修を取得する【魅力・メリット・4選】


実務者研修を取得することは、給与面や知識の習得だけが目的だと思いませんか?
ここでは、実務者研修所得のメリットについていくつか例を挙げて解説します。
介護福祉士【国家資格】の受験資格になる
「介護福祉士」を受験するためには【実務経験3年以上+実務者研修の取得】が必要です。
介護職として働いていく場合には介護福祉士資格の取得を目指してキャリアアップしていくことをおすすめします。
介護福祉士はスキルアップや待遇面(給与面)においてメリットがあリます。
介護福祉士の受験申込時に実務経験を満たしていなくても、試験実施年度の3月31日までに日数を満たせる方でも(実務経験見込み)で受験できます。実技試験も実務があれば免除されますのでぜひ取りたい資格です。
サービス提供責任者になれる【給料もアップ!】
実務者研修を取得後には、訪問介護事業所でサービス提供責任者になることができます。
訪問介護事業所のサービス提供責任者の業務は、 訪問介護計画書を作成 や計画書を基に訪問介護サービスを適切に提供できるようヘルパーやケアマネとの調整 となります。
介護サービスを提供していくのに 事業所の中心となる仕事です。ヘルパー(介護士)に比べると収入も高くなります。
介護の幅広い知識が身に付く
実務者研修は、介護職としての専門的な学習内容になります。
特に、医療的ケアの科目では従来看護師等の医療職が行っている喀痰吸引や栄養経管について学びます。
初任者研修の学習内容より、より深い介護の知識が身に付きます。
実務者研修によるスキルアップは、何より普段接している利用者のためにもなります。そして自分の介護に対する自信にも繋がっていきます。
介護業界への就職【転職】に有利
介護業界には無資格でも働ける求人がありますが、求人条件に「介護福祉士実務者研修」を必須としている求人情報も多いので、資格を取ることで求人の幅が広がります。
事業所によって、介護職員初任者研修と実務者研修の基本給を分けているところや、別で手当をつけていることもあります。
参考に介護資格別給与について
資格 | 平均月給 | 年収 |
---|---|---|
介護福祉士 | 329,250円 | 395万円 |
実務者研修 | 303,230円 | 364万円 |
初任者研修 | 301,210円 | 361万円 |
無資格 | 275,920円 | 331万円 |
平均給与額は、手当や一時金も含みます
参考:厚生労働省 令和2年度介護従事者処遇状況等結果(統計表第99表)


実務者研修取得後の【仕事内容や活躍場所】
実務者研修を取得すると、業務の幅が広がっていきます。
訪問介護事業所におけるサービス提供責任者
以前は、訪問介護事業所においては、【介護福祉士、ホームヘルパー1級、介護職員基礎研修、ホームヘルパー2級(実務経験が3年以上)、介護職員初任者研修(実務経験が3年以上)の取得・修了者】をサービス提供責任者として配置することが可能でした。
しかし、現在はホームヘルパー2級(実務経験が3年以上)、介護職員初任者研修(実務経験が3年以上)の取得・修了者をサービス提供責任者として配置できる要件は完全に廃止が決定しております。
そのため、サービス提供責任者として実務者研修修了者に対する求人情報が多く見られます。
サービス提供責任者の業務内容は、計画書の作成や提供サービスの調整など、幅広い知識を活かす仕事です。また、実際の介護業務だけでなく事業所の全体的なマネジメント業務が増えていきます。
訪問介護事業所にはサービス提供責任者として手当をつけている事業所もあります。仕事内容もできる範囲のことが増えるため、同じ事業所のヘルパーと比較すると給与面で優遇されます。
一部の医療行為が可能になる
実務者研修の取得者は、喀痰吸引や経管栄養など、一部の医療行為が実施可能になります。
介護施設などに勤務している場合、これらの医療行為が必要なご利用者さんは多くおられます。
ただ、実務者研修を修了した時点で医療行為が可能になるわけではありません。
取得後に実地研修を受講することや、施設自体が登録事業者として登録すること、医師の指示の下に看護師と連携することなどが必要です。
実務者研修の【受験資格・研修内容・受講料・難易度】とは?
受験資格
ありません。
実務者研修は、受講資格は定められていません。まったく介護の経験や知識のない方でも受講することが可能です。
講座内容や受講時間は?
無資格から実務者研修を受講する場合が以下となります。 実務者研修は、20科目のカリキュラム(450時間)を修了する必要があります。 初任者研修を修了している場合は、130時間分が免除され320時間となります。
実務者研修では、合計で450時間、日数にして6ヵ月~1年程の研修を受講することになります。
これまでに修了している研修または取得している資格によって、研修カリキュラムや必要時間、研修受講料金も変わります。
所持している資格 | 受講科目 | 必要時間 |
介護職員基礎研修 | 1 | 50 |
ホームヘルパー1級 | 2 | 95 |
介護職員初任者研修 | 11 | 320 |
ホームヘルパー2級 | 12 | 320 |
無資格 | 20 | 450 |
受講料は持っている介護資格によって受講料が異なります。
初任者研修(ヘルパー2級)取得者は8万円~13万円ほど
無資格の人で10万円〜15万円ほどが平均的な受講費用となっています。
実務者研修の難易度とは?
実務者研修を受講するにあたって特に受講要件はありません。
実務者研修の難易度はそれほど高くないです。研修を真面目に受けておけば合格できる内容です。
研修校により修了試験があったとしても、追試があるのでほぼほぼ合格できます。
難点としては450時間の受講に対してモチベーションの維持や通学時間の確保などが挙げられるかと思います。
まとめ


いかがでしたでしょうか?
実務者研修は介護福祉士を目指すために必要な専門知識や技術を学ぶ研修です。
「介護過程の展開」、「医療的ケア」などの介護技術を身に付けることができますし、 「医療的ケア」は、研修受講後、実地研修を受けるなど要件を満たすと、「たん吸引」「経管栄養」などの医療行為を行うことが出来ます。
「介護福祉士実務者研修」の研修内容には、「介護職員初任者研修」の内容が重複しているので、すでに初任者研修を取得している方は、その分の受講時間を免除できます。
そして、「介護福祉士」の受験資格に「実務者研修」の取得が必須となっています。介護職の方は「実務者研修」を取る価値はすごく高くなっています。
介護職としてスキルアップ・キャリアアップをしていくには必要な資格になります。
ぜひ次のステップアップに実務者研修の受講をおすすめします。
実務者研修の【講座申し込み・無料資料請求】
講座申し込みは、お住まいの近くで実施している講座など一括で資料請求できる介護職員実務者研修
もちろん無料で資料請求ができますので資格取得をお考えの方は一度資料だけでも見てみるのはいかがでしょうか?



ありがとうございました♪


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